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checkpoint① 外壁・基礎部分の確認
建物の外壁と基礎部分は、
不動産の状態を判断する上で
非常に重要な部分です。
これらの部分に亀裂が見つかると、
それは建物が持つ構造的な問題を示す
兆候である可能性があります。
また、土地の擁壁にも注意を払う必要があります。
これらは土地の崩れを防ぐ役割を果たしているため、
亀裂や損傷があると危険です。
建物の外壁を見る場合は、チョーキング現象が
起きているかどうかをチェックすることが必要です。
チョーキング現象とは、塗装表面が劣化して
白亜のような粉が表面に出てくる
現象のことを指します。これは、紫外線や風雨、
熱などによって外壁の塗装が劣化する結果発生します。
これが見つかると、外壁全体の点検と修復が
必要になるかもしれません。
また、建物の位置や環境によっては、
陽当たりの強い場所や湿気が溜まりやすい
場所では外壁の劣化が進行している
可能性があります。
これらの場所は特に点検が必要です。
外壁の塗装を修繕できる範囲であれば、
まだ良好な状態と考えられます。
しかし、外壁の下地のモルタル材が
露出している場合は、下地処理から
修繕が必要となるため、注意が必要です。
さらに、外壁がサイディング材である場合は、
目地部分のコーキング材をチェックする
必要があります。これは建物の防水性を
保つために重要な点です。
これらのことを踏まえて、
建物の外壁と基礎部分のチェックは、
不動産の価値を評価する上で
重要な一部となります。
checkpoint② 雨漏れ・瓦等のズレ
屋根の状態は、不動産の健康状態を
判断するための重要な要素です。
雨漏りは、特に中古住宅を選ぶ際に
重視すべきポイントです。
外観だけでなく、室内からもしっかりと
チェックを行います。築年数が新しくても、
風や雨などによるスレートの割れや瓦のズレ、
面戸の腐食、防水材の劣化などが
起こる可能性があります。
雨漏りの問題は、発生場所の特定が
難しいため、全面的な修繕や部分的な
修理が繰り返し必要になることがあります。
特に築年数が古い住宅では、
このような問題がよく見られます。
屋根の確認は外からだけでなく、
室内からも行います。室内からは、
特に天井部分にしみや湿気が
ないかを確認します。
また、屋根裏を覗き込むことで、
腐食や湿気の有無も確認します。
（株）北和エステートでは、
これらの調査を全て行い、
お客様に最適な提案を行います。
雨漏りの調査は、目視レベルではありますが、
案内時には必ず行います。
checkpoint③ シロアリ・腐食
害虫や腐食による影響も、
不動産の健康状態を判断する大切な要素です。
特にシロアリは、家の構造を脅かす
主要な害虫です。
シロアリは湿った木材を好むため、
湿度が高い場所での発生が多いです。
シロアリには主にヤマトシロアリと
イエシロアリの二種類が存在します。
ヤマトシロアリは、食欲はそこまで
旺盛ではありませんが、浴室や床下などの
湿度が高い場所で被害をもたらします。
一方、イエシロアリは食欲が旺盛で、
被害が急速に広がり、場合によっては
家全体が倒れるほどの大きな被害を
もたらすこともあります。
これらのシロアリ対策として、
床下の調査を行い、
シロアリの被害状況や薬剤の
適用状況を調査します。
現場によっては床下を調べることが
難しい場合もありますので、
その際は個別に相談となります。
シロアリの防除方法としては、
木材に対して専用の薬剤を注入します。
これは、木材にドリルで穴を開けて
行いますので、状況はすぐにわかります。
基本的にシロアリは湿った場所を好むため、
トイレや浴室周辺など湿度が高い場所に
繁殖するケースが多いです。
奈良市西大寺の（株）北和エステートでは、
これらの問題もしっかりと調査し、
お客様に安心して不動産を選んで
いただけるようなサービスを提供しています。
